6月8日に当院リハビリテーション室にて院内勉強会を開催しました。今回のテーマは「体幹安定性段階的エクササイズ」についてでした。
腰痛や肩こり、不良姿勢(猫背・反り腰)、など様々な病態がありますが、どのような方にも共通して必要になってくるのが、今回のテーマである「体幹安定性」です。
年齢や生活様式、スポーツ、仕事など多種多様の生活をしておられる中で、その方に合ったエクササイズを提供することでより実践的に、また長期的にセルフケアを実施することが可能になると考えます。
院内のみならず院外からも実際にスポーツ現場で活躍されている数名の先生がお越しになり、ともに意見を交換しながら学ぶことが出来ました。
「体幹が弱いですね、体幹を鍛えましょう」などと言われた経験がある方はたくさんいらっしゃると思います。そうは言っても、何をしたらよいのかわからない。という訴えも実際に臨床現場でよく耳にします。それぞれに合ったエクササイズを実施していただくことで、痛みの改善だけでなく、痛みの予防や姿勢の改善などたくさんの目的が達成できることを改めて認識できました。
今回の内容を臨床に活かし、より良いリハビリテーションを提供できるように励んでいきたいと思います。
理学療法士 山口萌菜
コメントをお書きください
澤井寛治 (金曜日, 05 7月 2024 18:10)
毎週1回、山口理学療法士にロコモ改善のリハビリテーションをして頂いております。前半30分は、ほっとパック・ハイチャージ・腰のけん引。後半30分は、山口理学療法士により、ハムストリングなどのリハビリテーションの実施。このような、院外の先生を含めての院内勉強会で研究をされているのは頼もしい限りです。お陰様で、自宅でのロコモ改善運動が習慣化し、79歳の高齢ながら、弱い体幹の更なる悪化防止とロコモ改善が目の前です。有難うございます。