10月1日に当院リハビリテーション室にて院内勉強会を開催しました。今回は臀部痛シリーズ第2弾として仙腸関節障害をテーマでした。
臀部痛は臨床でよく遭遇する疼痛です。その疼痛の原因が腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰椎が由来して発生するものと、臀部の筋そのものが痛みを発生させているものなど様々な病態があります。その病態を確実に判別し治療を行うことが非常に重要とされます。その中で今回は臀部痛の原因の一つである仙腸関節障害について知識を深めました。
仙腸関節は可動性の低い関節で一般的には見過ごされていることも多い部位ですが、臨床上この関節が原因となって臀部痛が発生している状態を私自身も意外と多く見ます。今回は基本的な解剖や病態から評価、治療に至るまでみっちりと講義していただきディスカッションを含め非常に有意義で臨床的な勉強会となりました。
今回の内容を含め、様々な疼痛や状態を正確に把握し、より有益な治療を実践できるように一層励みたいと思います。
理学療法士 万福康平
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