1月15日に変形性膝関節症をテーマに勉強会を開催しました。
ある研究によると、日本で変形性膝関節症の人は2530万人と推定されています。
当院に限らず、多くの整形外科でも患者さんの数は上位を占めるのではないでしょうか。
軟骨は痛みを感じない
変形性膝関節は、その名の通り加齢により膝の軟骨が減り関節が変形する疾患です。
残念ながら減った軟骨は元に戻りません。
しかし、軟骨は痛みを感じない組織のため、軟骨が減るだけでは痛みを感じません。
では、何がどのような状態になって痛いのか・・。
そして、痛みに対してどのような治療ができるのか・・
今回の勉強会では、このようなテーマに対して知識・技術を共有しました。
歳だからでは済ませない
確かに加齢は軟骨が減る原因です。しかし加齢は痛みの原因ではありません。
今後も変形性膝関節症の患者さんが訴えられる痛みに真摯に向き合い、「歳だから」ではなく「何ができるか」という姿勢で臨み、少しでも痛みを感じておられる方々の助けになることができればと思います。
理学療法士 西尾大地
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