9月26日に当院リハビリテーション室にて院内勉強会が開催されました。
前回に引き続き「腰痛に対する理学療法」というテーマで当院の理学療法士 西尾を中心にディスカッションを行いました。
腰痛に限らず、患者さんが訴えられる”痛み”を理解するために私たちは様々な評価を実施しています。院内勉強会ではその評価の意義を再確認したり別の視点を増やすことができ、”痛み”についてより深く理解し、共有することができる機会となっています。
最近ではテレビなどでも健康についての情報が多く発信されています。しかし、それらの情報はすべての方に適応となるわけではありません。今回の勉強会ではMSIアプローチというコンセプトをもとに、その方の症状を姿勢や日常生活内での動作の偏りなどにも目を向け、多方面から問題点を抽出できるようにしていきました。それらの情報をもとに治療を行うことで患者さん一人ひとりに合ったアプローチやエクササイズを提供できると思います。
当院に来られる患者さんの”痛み”をより深く理解し、患者さんとともに改善へと向かうことができるように今日の内容を還元していきたいと思います。
理学療法士 高山勇斗
コメントをお書きください