平成30年11月13日(火),兵庫県丹波市において開催された第16回丹波地区養護教諭研究協議会に,当院の立入会長と理学療法士の大江が講師として参加しました.
内容は,「子どもの運動器の検診と指導におけるポイント」についてでしたが, 講演に先立って,養護教諭の先生からはたくさんのご質問をいただいておりました.
主なご質問の内容は,
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運動器検診の意義や成果
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運動器検診の具体的内容(検診項目や保健調査票)に関して
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学校生活の中での運動器等の観察ポイント
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スポーツによる運動器の慢性的な痛み
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姿勢や身体の動きが運動器に及ぼす影響
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運動器の機能向上や障害・外傷予防のための姿勢や動きやすい身体作りの方法
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運動器検診後の経過観察や事後措置に関する学校現場での取り組み方法
など多岐にわたり,実際に学校現場で児童・生徒と接しておられる養護教諭の先生方の運動器や運動器検診への関心の高さを強く感じるものでした.
会長は医師の立場から,大江は理学療法士として,当院で実際に行っている取り組みも紹介しながら一つ一つお答えする形でお話させていただきました.
今回の講演の内容が,「児童生徒の心身の健全な成長・発達」を担う養護教諭の先生方にとって少しでもご参考になれば幸いです.
丹波地区養護教諭研究協議会の先生方,この度はこのような貴重な機会をいただき誠にありがとうございました.
理学療法士 大江厚
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