平成28年6月8日、洛北高等学校付属中学校にて当院の理学療法士、西尾と安井でスポーツ傷害講習会を実施させて頂きました。
40名の先生方にご参加頂きました。
講習会のタイトルは『学校におけるスポーツ傷害の対応-足関節捻挫を中心に-』
今回の講習会は養護教諭の先生の学校現場で感じていらっしゃる熱い思いと西尾の「軽視されやすい足関節捻挫ついて実際に学校現場にいる先生方に少しでも理解頂きたい」との思いで準備がすすめられ実現しました。
前半は講義、後半は実技をおこないましたが、あっという間に約1時間の講習会が終了しました。講義ではスポーツ傷害についてや足関節捻挫についてお話させて頂き、実技では全員の先生方に機能回復、動作再獲得のためのトレーニング方法などについてお話させて頂き、それぞれ動作を確認しながら実際に動いて頂きました。
最後の質疑応答でもたくさんの質問を頂き、現場で実際困られていることが理解でき、私たちにとっても大変勉強になりました。
足関節捻挫と言っても靭帯の損傷程度も様々で、しっかりと対応ができていないと後遺症が残り競技復帰が遅れるばかりかパフォーマンスが低下してしまう可能性もあります。
私たちは出来るだけ安全にそして早期にスポーツ選手には現場に戻り、競技復帰して欲しい思っています。
そのためには急性期の炎症の対応と整形外科の受診が非常に重要であると考えています。
今後もこのような講習会を継続し、現場の先生方と連携をとりながら、選手たちが活躍されることを心から願っています。
理学療法士 安井重男
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