昨年秋、日本中を沸かせ空前のラグビーブームを巻き起こしたラグビーワールドカップイングランド大会。歴史的勝利を重ねる日本チームの中でも若さが躍動し、ワールドカップの後
すぐに行われたリオオリンピックのラグビーセブンズ予選でも優勝に大きく貢献した藤田慶和さんが先日来院してくださいました。
藤田さんは当院に小学生の時から通ってくださっていました。幼かった「藤田少年」は本当に大きく立派になってふるさと京都へ帰ってきてくれたのです。
ワールドカップ、セブンズ、休む間もなく大学選手権、その間にはマスコミ出演やラグビ解説、インタビューなど本当に休む間もない日々だとは思いますが、花園ラグビー場で見かけた時もにこやかに写真撮影やサインに応じる姿がありました。
素人の想像ですが、今のブームの前ラグビーには、世間の人気をなかなか得られないという厳しい時代があり、これから2019年の日本でのワールドカップ開催成功に向けて、そしてラグビーというスポーツの振興のため、トップに立つ選手ひとりひとりが率先して自分の時間を削りながらも頑張ってくださっているように思えるのです。
ラグビーは激しいスポーツです。今日に至るまで数々の葛藤や故障、厳しいリハビリがあったに違いありません。でもそれを感じさせない笑顔と礼儀正しさを持った藤田慶和さんをそしてラグビーというスポーツを応援していきたいと思います。
リハビリ部 石割美穂
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