「日本臨床スポーツ医学会誌2019 Vol.27 No3」 に、当院リハビリテーション科大江の投稿論文「腰痛を有する大学男子サッカー選手における全力両下肢挙上運動時の体幹安定化能力の特徴」が掲載されました。
今回の論文は、昨年の「日本臨床スポーツ医学会誌2018 Vol. 26 No1」に掲載された論文「両下肢挙上運動時における体幹安定化能力の定量的評価の試み」とシリーズになっており、サッカー選手の体幹安定化力を数値化し、腰痛を有する選手は、腹筋や背筋のパワーだけではなく、運動中に体幹を安定させた状態で下肢を全力で動かすといった体幹・下肢運動連鎖を遂行する制御能力が低下していることを示唆したものです。
今回の研究成果は、腰痛を抱えるスポーツ選手のリハビリテーションプログラムや復帰基準に活かされることが期待されます。ご興味のある方はご一読ください。
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